Q&A 08

Q&A

新築・改装の、ご相談から建物の完成までのQ&Aをまとめました。

一級建築士設計事務所 田部建築研究室

Q-08 家相を重要視した住宅の設計監理と一般の設計監理との違いは?


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・基本的には同じです。
・違いについて細かなことをあげていくと、
・私の場合、平面の納まりについても、家相のために細かな配置計画を決め便器・浴槽・キッチン・給湯機設備を配置していくので、それぞれ勝手な判断で、配置で施工されていないか注意して現場を見ています。
・また、設備配管にしても、注意して確認するようにしています。
・配管ルートを勝手に変更してしまう業者さんもよく見かけます。
・わざわざ玄関の前で下水管をまたがないように図面を描いても、下水管までの経路が近いからと言って玄関前に経路を相談なしに変えたり、建物の下に下水管を回したり、見てないと現場の判断だけで工事してしまう業者も多いのです。
・人によりますが、設備等の位置も適当に工事のやりやすいように進めてしまいます。
・家相の建物の施工に慣れた監督がいればまだよいのですが、彼らもすべて目が届くわけではありませんし、把握しているわけでもありません。
・一般には、職人さんは、家相のことなど全く気にしてませんから、手間をかけず工事をしやすくするのがあたりまえです。完成後もトラブルがないように彼らなりに考えてシンプルに施工します。中には図面を見て、少し一般と違うと、工事をする前に確認してくれる方もいますが、現場監督がその場に居合わせなければそのまますすめてしまうのが多いようです。
・工事の事前に現場の監督には家相についても説明しますが、職人さんたちまでには指示が伝わらないことは常です。
・中には、家相で一番大切な、神棚を勝手に縮小したり位置まで変更しても平気な大工さんもいます。
・多少でも、信仰心があれば誰でも気を使う常識だと思います。現場ではこのようなこともたまにおこります。
・紙面では笑い話になってしまいます。本人に悪気はないと思いますが、施主の気持ちを考えるととんでもないことです。

・かなり工事が進んで手直しが厳しくなった状況でも、法規や家相の重要な項目について、了解を得ないで勝手に図面と違う工事をした場合、原則はやり直ししてもらいます。その前に法規的なことが間違っていれば、役所の検査は当然通りません。
・ほとんどの現場ではみなさん一生懸命仕事をしていただいているのですが、たまに独りよがりや、誠意のない仕事をする職人さんもいます。現場監督さんが様々の業種の職人さんたちの手配や管理をします。現場監督の仕事も重要で大変だと思いますが不可欠です。

・現場によっては、竣工するころには職人さんみんなが、ぼろぼろになった家相盤の入った平面図を見ながら打ち合わせをしている姿を見て、お客さんが笑っていたこともありました。
・きちんと説明して気持ちを理解していただければ家相にも協力してくれる職人さんたちもたくさんおられます。
・それが本来の物創りの原点だと思います。

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