Q&A 07

Q&A

新築・改装の、ご相談から建物の完成までのQ&Aをまとめました。

一級建築士設計事務所 田部建築研究室

Q-07 家相を重要視した場合、設計監理者は必要ですか?

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・家相を入れる入れないは別にして、建物を建てる場合、設計監理は必要だと思います。

・住宅業界では、設計・監理がきちんとはいっていないのが現実です。それだけ各業者も、設計から工事まで簡略化して住宅を造っているのだと思います。
・今までの日本の住宅業界では、工事業者や、大工・職人が設計・監理をになってきました。近年、施工業者・大工・職人の技術やモラルの低下により、専門知識や経験が問われる時代となりました。
・不良な建築が多くなってきたこと、加えて地震・耐火対策の法整備が重なり、結局は行政が設計監理者に責任を持たせ規制を重くしているのが業界の流れです。
・行政が一部少数の建築士に対してのみでなく、もっと社会全体に対して、法の整備を訴えていかなければ、姉歯事件のような問題は本質的になくならないと思います。

・設計監理費は費用が掛かるといって敬遠されがちですが、もともと省けるものではありません。費用の問題以前のことだと思います。設計監理を入れないで工事業者が、法律や建主の気持ちを軽んじ、自分たちの工事をやりやすいように、また見積りもノーチェックで工事を進めていけば、結果的には不明瞭な費用と完成度の低い建物になってしまうのが現実です。

・工事業者もそのような方々ばかりではありません。私がお付き合いしている工事業者の中には、設計事務所専門で工事されている施工業者もおられます。彼らに聞くと、設計事務所が入っている建物は、確かにチェックが大変であるが、施主との打合せは設計事務所が間に入るので、かえってスムーズに進むし、トラブルも少ない。トラブルがあった場合も専門家が間に入っているので解決も早い。施工工事に専念できる。緊張感もあり、また物件によって設計監理者も変わるので、色々と勉強にもなる。何と言っても、オリジナリティのある良いもの、誇れる建物が創れるといっております。そのような工事業者は、はたから見ても、ひとりひとりの大工さんや協力業者の職人さんたちの腕もよく、前向きで、よく勉強されています。建物を良くするために一緒になって納まりや、仕上がりも考えて提案や意見をしてくれたりもします。プライドと誇りを持って、建て主の夢を実現するために前向きにとらえています。大手の下請けの仕事より、指名でプライドを持って仕事をできる環境を、金銭以上に臨むのは職人気質故だと思います。
無名でもメーカーでは、太刀打ちできない見積もり金額で、しかも、メーカーではマネのできない工事をする工事業者も数多くあります。


・一般論であって、すべてに当てはまるとまでは言い切れませんが、住宅に限らず規模のある建物や、特殊な建物、住宅(伝統工法、狭小敷地など)は設計監理の差が顕著に表れます。家相の建物も他の建物と比べると、イレギュラーな部分があり前記の形式に当てはまってくると思います。コストを抑えて決まったルールの中で建設する、メーカーにはなじみにくい工事になるのだと思います。

・世間には様々な人がいますので、住宅に対しても我々から見ると、こだわらず設計を必要としない人と、思い入れがあり設計監理以上を求める人もいます。建て主の要望により、設計事務所の業務内容も違ってきます。
・最終的に建て主が、何を求めるか?どう考えるか?により違いが出てくると思います。

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